美容師人生の原点
こんにちは、JOEです。
前回ブログを書いてから半年以上ぶりになりました。すみません笑
今日から毎週月曜にCITYメンバーでブログを1周回していくみたいです。
さぁ記念すべきトップバッター!
JOEブログのファンお待たせしました。
と言っても何を書こうかなって感じですけど…
この間お客さんから「なぜ美容師になったんですか?」って
まぁよく聞かれる話題なんですが、笑
僕が美容師を目指したと言うか、この道に進もうと決めた理由なんですが、別に小さい時からなりたいと思っていた訳でも憧れていた美容師がいた訳でもないです。
あれは中3の夏ぐらいでした…
僕以外のみんなは、当たり前にどの高校に進路をきめるかを考えていました。
当時の僕は反抗期なのか思春期なのか、不良に憧れていたのか、まともに授業を受けていませんでした。
当時から僕は目立ちたがりだったんでしょう。
みんなと同じ制服を着て、校則で決められた髪型をして、同じように教室で勉強するのが理解出来なかったと同時に、周りと違う事をして目立つのが気持ちよかったんだと思います。
やりたい仕事や夢なども特にないし、だからといってもとりあえず高校に行ってみようとも思いませんでした。
でも当時の僕には何の根拠もないですが、将来お金持ちになって良い車に乗って、大きな家に住める自信だけはありました。
まぁいわゆる"バカ"って奴です。
もちろん周りの人からはバカにされてました。
中学の先生たちには今どき勉強を頑張っていい大学をでないと、働ける場所なんかないって教えられていました。
僕の性格上、否定されればされるほど逆に自信が出るタイプで、はやく成功して見返してやろう、その時の僕をみてどんな顔するかなといつも考えていました。
ちょうど将来のことを考えている時に母親から「高校行きたくないなら、美容学校行ってみたら?」
ここが僕の転機でした。
頭の中で自分が美容師をしている所を想像したらやりたかった事がハッキリと見えた感じがしました。
考えてみれば中学の時に先生に怒られながらも髪色を染めてみたり、ワックスつけてみたり、
友達に頼まれてバリカンで2ブロックに刈り上げてみたり、
美容学校にいけばそれが当たり前というか、それを教わるってことが、自分が今いる立場と真逆で、
とにかくビビッときたというかワクワクしたというか、それしかないって感じがしたのは今でもハッキリと覚えています。
美容師は目立ちたがりの僕にとって最高の職業でした。
これが僕がこの道を進もうと決めた理由です。
そして翌年の春専門学校に入学しました。
入学したら教室にはいろんなやつがいて、髪色も派手でみんなピアスもつけているし、ファッションも自由ですし、仲間が他にもいっぱい居たんだって感じで嬉しくて、いつも中学の友達に自慢していたのを覚えてます。
専門学校でもすぐに友達ができ、好きな服も歌も教えたり、教えてもらったり、
僕が知らなかったカッコいい美容室や美容師の話をきいて、そこからなりたい美容師像を意識し始めてました。
そして2年生の頃かな?インターンシップという専門学校の先生に決められた美容室に1週間研修しにいくことになりました。
何店舗がチェーン展開している大型のザ美容室って感じの場所
1日目の研修が終わると、あれ?なんか違うって感じがしたんです。
僕がなりたかった美容師はこれじゃないって…
思い返せば、小さい頃から大きなキラキラとした美容室で髪を切ったことがなかったんです。
小学生の時も、中学に上がってからも地元にある小さな床屋で髪を切ってもらっていました。
アットホームな感じで店に入ると、「おっじょー君、今日はどうするの?」って
毎回中学生相手にパチンコの話をしてくるお店のマスター笑
でも腕だけは良くて、いつも気に入った髪型にしてくれてました。
毎回中学の夏休み前に刈り上げにラインを入れてくれだとかいろいろ注文する訳で、毎回それを楽しみにしてると言ってくれるマスター。
僕もいつも散髪に行くのが楽しみでした。
僕がなりたかった美容師はこれなんじゃないのかな?ってその時に気づきました。
カッコイイ美容師になりたいし、カットも上手くなりたいし、あの時の僕を笑った人にも凄かったんだと思わせたい。
でも僕の美容師人生のきっかけというか根底にはそのマスターがいることも忘れないようにしています。
10年ぶりに会いにいってみよーかな、さすがに僕のこと忘れてると思うけど…笑
少し長くなってしまいましたが、これが僕の美容師人生においての原点の話でした。
最後までご愛読ありがとうございました。
p.s 5月にシティドがバーバーの近くに拡張移転するみたいなので散髪後に是非
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