それは物事への前向きな姿勢と、情熱で生まれるモノ
みなさん、こんばんわ。
THE CITY KOBE、The City & Co.のオノハラです。
インスタ等でご存知かとは思いますが、先日、社員とその家族を連れて沖縄に社員旅行に行きました。
今回が記念すべき初めての社員旅行でして、ずっと行きたいなぁ行きたいなぁと言っていたことが実現できてよかったと共に、みんなのエンジョイしている姿を見れて本当に良かったなと感じています。
僕自身沖縄は多分5回目ぐらいですが、本当にいつ行ってもいいですね。
人もあったかいし、アクセントもかわいいし、アメリカ色しててちょっとアメリカ旅行気分になれる気がします。あとはやっぱ何と言っても海が綺麗!こんなん毎日みれるんええなぁと思っていました。
さあ沖縄の話はこのぐらいにして、本題ですが、
先日バレンタインがあり、我がTHE CITY DONUTSも限定ドーナツを用意していたわけです。
有難いことに連日大人気でたくさんのお客さんに喜んでいただきました。
そんなある日、僕がいつものようにコーヒーをもらいにいくと、
「バレンタインドーナツありますか?」と1人の女性が来店されました。
午後の混み合う3時半ごろでもう売り切れてしまっていました。
うちのスタッフがその女性に
「すみません、もう売り切れてしまって...」
と対応しお客様はそのまま帰っていきました。
さあ、この時のスタッフの対応は何も悪くありません。
でも僕は言いました。
「まだ3時やで?材料ここあるやん?なんで作らんの?」
「思ってたより出て、最終日の日曜までもたすために温存してて。」
これも正当な理由ですし、お店のこと、明日来るお客さんのことを考えて行動しているのでスタッフは何も悪くありません。
でも僕は続けて言いました。
「なるほど、それはナイスかもな。でもお客さんはせっかくわざわざ来てくれたんやで。もしかしたら今の人にとってはめちゃくちゃ大事な訳があって買いにきたのかも知れへんで。明日死ぬ誰かにあげたかったんかもしれへんで。まあ極端やけどな。
俺ならめっちゃ人気で材料無いけどちゃうチョコレートで良かったら作りましょうか?っていうけどな。
そのほうがやってる方もされた方も楽しくない?」
スタッフは何かに気づいた様子で
「すみませんでした。そうですね、そのスタンスでいきます」
と言ってくれました。
ここで大事なのは、ピンチや困難の時にこそ、いいモノが生まれることもあるということです。
それはその物事への前向きな姿勢と、情熱で生まれるのです。
それが”アイデア”なのではないでしょうか。
どうせするなら楽しんだもん勝ちです。
スタッフの対応はこれといってBAD SERVICEではありませんでした。
むしろ一歩先を読んだ働きもしてくれました。
しかしTHE CITYが5年前に掲げた理念
【この唯一無二の場所を通じて、自分、家族、友人、恋人、その他周りの人々を幸せにする】
にはちょっと足りなかったですね。
お客さんにとっても、自分にとっても。
ピンチの時にいいものが生まれるあの瞬間が何やってても醍醐味というか面白味なわけで、
それを味わうとその仕事してて幸せになれると思ってます。
ドーナツショップのメンバーは社員、アルバイト共にいつも本当によくやってくれています。
でもせっかくTHE CITYに来たのですから幸せになれるように、アルバイトには何か一つでも社会人になって役立つ糧を伝えながらやっていきたいと思います。
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