いつからか忘れていた、あの時描いたCITYの在り方。

皆さん、こんにちわ。

THE CITYの小野原です。

こないだ俺、ハッとしました。

そっから嬉しいというかなんかすっと楽になりました。

だからブログに書こうと思います。正直に。



僕はこのTHE CITYを始めた時、こう考えていました。


毎日楽しく過ごしたい。

どこかの素晴らしい絶景を楽しむように力まずにやりたい。

そして何より、何にも囚われず自由でありたい。

それであかんかったらもういい。


と。


それから振り返れば5年半、目まぐるしく変化する状況に

合わせるかのように今を生きてきました。

今やアルバイトも合わせると18人のスタッフがいます。


この前、いつものように犬の散歩をしている時でした。

僕はハッと気づいたのです。




そうじゃなくなってきてる!って。




2年目に突入した頃、すでにお馴染みのブライアンが来ました。

そっから1年後ジョーがきて、またその一年後にタローが来て。

そんな中でドーナツ屋したくなってまた色々増えました。

その頃にちょうど法人成りしてオフィス作ってセミリタイアして。


多分ね、その時ぐらいから間違ってきたのかもしれない。


引退すると手や体が暇になる。そうやって作った時間に

頭忙しくせなあかんと思ってあれこれ考えてみる。余計なことまで。

実際、その成果を数字に出してきたのだからまあまあできた方だと思う。


ただね、一個完璧に間違えてました。


それはあの時望んだ在り方、本当の目的を忘れてたこと。

大きくなっていくのにつれて次第に変わってしまっていた。


スタッフのために!お客さんのために!シティを守ってみんな守らなあかん!

だから細かいことでも徹底的に厳しくしたし、

顔見るたびにお前らちゃんとせえや〜、ってゆうてました。


それが彼らのためであり、お客さんのためでもあり、自分のためである。

それがもっと豊かになる道筋や。

そう思っていたわけですね。



ちゃうちゃう。ちゃうやん。

やりにくいやりにくい。

そんなんみんなやりにくいわ。俺も。

俺ってCITY作った時こんなことするためやったっけ?



そうこの前気付いたわけです。

まるで催眠術から目が覚めるように我に帰れた気がしました。


そしてその自分の気づきに戸惑い、散歩遠回りして何度も何度も確認しましたが、

ふと湧いた気づきが核心に変わるとなんかすげえ嬉しくなりました。

本当の豊かさとは?に少し近づけた気がしました。



今後、必要悪が求められる場面もあるでしょう。

時には厳しいこともあるわけです。

でもちょっと厳しすぎたかも。



みんなで楽しくしたらええ。その空気に人が集まる。

せっかく集まってきてくれたんや、楽しくいこう。



俺らは俺らしくでいいじゃないですか。

やることやってあとは適当でええ。

かっこいいヘアスタイル作って、美味しいドーナツとコーヒー作ったら

あとは何も難しく考えんでええな。


先日、楽(ラク)と楽しいとは違うと思うと言いました。

今でもそう思います。

ただ厳しいだけじゃダメだなって。

別にさじを投げたわけではありません。

今後も一経営者としてやっていくのですが、もう少し楽にいきます。

と言っても自分は完璧主義者なんで葛藤もありそうですが

今はこうして思うわけです。


間違ってました。

ナンセンスでしたマジで。

先週スタッフミーティングでゴメンな!と伝えました。


彼らは優秀です。

変えの効かないかけがえのないメンバーです。



俺、時間ありすぎたらまた難しく考えてしまうかもしれへんから減らします。

始まりの場所、前のシティの場所であの時みたいにゆるい感じで散髪しようかなって。

ボスのプライベートサロンです。

何かと業務があるのと、自分の時間と新しくやりたいこともあるので毎日朝から晩までというわけにはいきませんが、近々そんな感じでいくと思います。


この前、愛息が産まれました。

君が気づかせてくれたのか?


I'm home.

The City & Co

神戸北野エリアにてカッコいいをステータスにするバーバーショップ「THE CITY KOBE HAIRCUT SERVICE」。ライフスタイルを発信するドーナツショップ「THE CITY DONUTS AND COFFEE」、本当の自由と豊かさを提案する総合インテリアデザイン「THE CITY INTERIORS」を展開しています。